はじめに
「そろそろ家が欲しいな」
そう思ったとき、まず何から始めますか?
とりあえず物件情報サイトを開いて、
「この家いい!」
「この間取り好き!」
「この価格なら買えるかも!」
と探し始める方も多いのではないでしょうか🏠
もちろん、気になる物件を見ることも住まい探しの第一歩。
でも本格的に探し始める前に、少しだけ準備をしておくと、自分たちに合った物件を探しやすくなります。
大切なのは、最初からすべてを完璧に決めることではありません。
「どんな暮らしがしたい?」を少しずつ整理していくこと。
今回は、これからマイホーム探しを始める方に向けて、家を買う前にやっておきたい7つの準備をご紹介します✨
① まずは「なぜ家が欲しい?」を考えてみる
いきなり物件を探す前に、一度考えてみたいのが、
「どうして今、家を買いたいんだろう?」
ということです。
例えば、
- 家族が増えて今の家が狭くなった
- 子どもの入学前に住む場所を決めたい
- 家賃を払い続けることが気になってきた
- ペットと暮らせる家が欲しい
- 庭のある家で暮らしたい
- 通勤しやすい場所へ引っ越したい
- 将来を考えて住まいを持ちたい
など、人によって理由はさまざまです。
この「家を買う理由」が分かっていると、物件選びで迷ったときの判断基準になります。
例えば、
「広い家が欲しい!」
と思っていたとしても、本当の希望が、
“家族みんなでゆったり過ごせるリビングが欲しい”
なのであれば、部屋数よりLDKの広さを優先した方が満足できるかもしれません。
条件を考える前に、まずは叶えたい暮らしから考えてみましょう🌿
②「買える金額」だけでなく「無理なく払える金額」を考える
家を購入するときに、避けて通れないのがお金の話💰
物件価格を見ると、
「住宅ローンでいくら借りられる?」
が気になりますよね。
でも、ここで意識したいのが、
「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は同じとは限らない
ということ。
住宅を購入したあとも、
- 食費
- 光熱費
- 教育費
- 車の費用
- 保険
- 趣味・旅行
- 将来の貯蓄
など、生活にはさまざまなお金がかかります。
さらに住宅には、住宅ローン以外にも固定資産税や保険、修繕・メンテナンスなどの費用が発生します。
マンションなら管理費や修繕積立金、駐車場代なども確認しておきたいところです。
だからこそ、
「審査に通る上限はいくら?」
だけではなく、
「毎月この金額なら、今までどおり生活できそう」
という視点で予算を考えることが大切です✨
③物件価格以外にかかる「諸費用」も考えておく
家を買うときに必要なのは、物件代金だけではありません。
購入時には、物件や取引内容に応じて、
- 仲介手数料
- 登記に関する費用
- 住宅ローンに関する費用
- 火災保険料
- 税金
- 引っ越し費用
などが必要になることがあります。
さらに中古住宅なら、
「入居前にクロスを変えたい」
「エアコンを買い替えたい」
「水まわりを少しリフォームしたい」
といった費用がかかることも。
家具・家電を新しく購入するなら、その予算も必要です🛋️
物件価格だけを見て予算いっぱいまで使ってしまうと、
「買ったあとに必要なお金を考えてなかった……!」
となる可能性があります。
物件探しの段階から、
「購入するまで」+「住み始めるまで」
に必要なお金をまとめて考えておきましょう💡
④希望条件を「絶対・できれば・なくてもOK」に分ける
住まい探しを始めると、希望ってどんどん増えます!
例えば、
- 駅近!
- 南向き!
- 築浅!
- 広いLDK!
- 収納たっぷり!
- 駐車場2台!
- 庭付き!
- スーパーも近く!
……全部欲しいですよね💗
でも、予算・立地・広さ・築年数など、すべての条件を満たす物件が必ず見つかるとは限りません。
そこでおすすめなのが、希望を3段階に分ける方法です。
🔴絶対に譲れない
例:
・駐車場2台
・○○学区
・3LDK以上
🟡できれば欲しい
例:
・南向き
・ウォークインクローゼット
・築10年以内
🟢なくてもOK
例:
・庭
・和室
・対面キッチン
こうして整理しておくと、物件を比較するときに、
「この家は庭がないけど、本当に必要だったっけ?」
と冷静に判断できます。
家族で購入する場合は、それぞれが何を優先したいのか話しておくことも大切です。
⑤エリアは「駅・市町村」だけで決めない
「つくば市で探したい!」
「○○駅から徒歩15分以内!」
など、エリアから物件を探す方も多いと思います。
でも実際の暮らしやすさは、住所や駅までの距離だけでは分かりません。
例えば、
- スーパー
- ドラッグストア
- 病院
- 学校
- 保育施設
- 公園
- 駅・バス停
- 通勤ルート
- 道路の混雑
- 周辺の明るさ
なども毎日の生活に関係します。
車をよく使う地域なら、
「駅から何分?」より「朝の通勤時間に道路がどのくらい混む?」
の方が重要になる方もいるでしょう🚗
また、昼間は静かな場所でも夕方になると交通量が増えることもあります。
物件だけを見るのではなく、
「この街で自分たちはどんな一日を過ごす?」
まで想像してエリアを考えてみましょう🏠
⑥新築・中古・戸建て・マンションを最初から決めつけすぎない
家を探し始めるとき、
「絶対新築戸建て!」
「マンションしか考えていない!」
と決めている方もいると思います。
もちろん、明確な理由があるなら問題ありません。
ただ、
「なんとなく新築がいい」
「マンションの方が楽そう」
というイメージだけなら、一度それぞれの選択肢を比較してみてもいいかもしれません。
例えば中古住宅なら、希望エリアでも予算内の選択肢が広がることがあります。
マンションなら共用部分の管理などがある一方で、管理費・修繕積立金なども考える必要があります。
戸建てなら建物や敷地を自分たちで管理していくことになります。
どれが一番良いということではなく、
「自分たちの暮らしには何が合っている?」
で考えるのがポイント。
最初は少し選択肢を広めに持っておくと、思いがけず自分たちに合う住まいが見つかることもあります✨
⑦「100点の物件」を探し続けない
住まいは大きな買い物。
だから、
「絶対に失敗したくない!」
と思うのは当然です。
でも探しているうちに、
「この物件よりもっと良い家が出るかも」
「あと100万円安かったら……」
「もう少し駅に近ければ……」
と、どんどん100点を求めてしまうことがあります。
もちろん焦って決める必要はありません。
ただ、すべての条件を完璧に満たす物件を探し続けると、なかなか判断できなくなることも。
そんなときに役立つのが、最初に考えた、
「なぜ家を買いたいのか」
「絶対に譲れない条件は何か」
です。
例えば、
- 予算◎
- エリア◎
- 駐車場◎
- 間取り◎
- 築年数△
- 収納△
だった場合。
△の部分は、本当に購入を見送るほど重要でしょうか?
「100点かどうか」ではなく、
「自分たちが大切にしたい条件を満たしているか」
を基準に考えてみましょう🌿
住宅ローンの相談は「物件えお決めてから」とは限りません
「買いたい家を決めてから住宅ローンを考えればいいよね?」
と思っている方もいるかもしれません。
でも、物件探しの早い段階で、
どのくらいの予算で探すのが現実的なのか
を整理しておくと、その後の住まい探しがスムーズになります。
気に入った物件が見つかってから、
「思っていた資金計画と違った……」
となるより、先にお金について整理しておいた方が安心ですよね。
住宅ローンには金利や返済期間、諸費用などさまざまな要素があります。
細かな条件は金融機関や商品によって異なるため、「ネットで見た借入可能額だけ」で判断せず、必要に応じて金融機関や不動産会社などへ相談するのがおすすめです💰
こんな相談がありました
家が欲しくて物件サイトを毎日見ているのですが、何を基準に選べばいいのか分からなくなってきました。
物件をたくさん見ていると、
- 駅近の家もいい。
- 広い家もいい。
- 新しい家もいい。
- 価格が安い家もいい。
と、判断基準が分からなくなることがあります。
そんなときは、一度物件検索を止めて、
「なぜ家が欲しい?」
「予算はいくら?」
「絶対に譲れない条件は?」
「どんな生活がしたい?」
を書き出してみましょう。
物件を探す前に自分たちの基準をつくっておくと、“良い物件”ではなく“自分たちに合う物件”を見つけやすくなります🏠✨
家を探し始める前のチェックリスト
- 家を購入したい理由を整理した
- 入居したい時期を考えた
- 現在の収入・支出を確認した
- 無理なく返済できる予算を考えた
- 物件価格以外の費用も考えた
- 将来必要になりそうなお金も考えた
- 家族で希望条件を話し合った
- 「絶対に譲れない条件」を決めた
- 「できれば欲しい条件」を整理した
- 希望するエリアを考えた
- 通勤・通学ルートを確認した
- 新築・中古など選択肢を比較した
- 必要に応じて住宅ローンについて相談した
不動産サポーターからひとこと
初めての住まい探しでは、
「何から始めればいいのか分からない」
という方も少なくありません。
でも、最初から予算・エリア・間取りなどをすべて決めておく必要はありません。
物件を見たり、家族で話したり、不動産会社へ相談したりしながら、
「私たちは、こんな暮らしがしたいんだ」
と少しずつ整理していけば大丈夫です。
不動産会社へ相談するのも、物件を決めてからでなくて構いません。
「まだ何も決まっていないけど相談していいのかな?」
という段階から、住まい探しは始められます🏠🌿
よくある質問
Q. 家を買おうと思ったら、まず物件を探せばいいですか?
A. 物件を見ることも大切ですが、先に予算や希望条件、エリアなどを簡単に整理しておくと探しやすくなります。最初からすべて決める必要はありません。
Q. 住宅ローンは物件が決まってから相談するものですか?
A. 必ずしも物件決定後である必要はありません。早めに資金計画を整理しておくと、現実的な物件価格の目安を考えやすくなります。
Q. 頭金は必ず用意しないと家を買えませんか?
A. 頭金をどの程度用意するかは、利用する住宅ローンや家計の状況などによって異なります。「頭金は必ず○割必要」と一律に考えず、諸費用や購入後の手元資金も含めて資金計画を考えることが大切です。
Q. 新築と中古、どちらがおすすめですか?
A. どちらが良いかは、予算・エリア・希望する暮らしなどによって変わります。それぞれの特徴を比較して、自分たちに合った選択肢を考えてみましょう。
まとめ
家を買おうと思ったとき、
「まず物件を探さなきゃ!」
と思ってしまいがちですが、その前に少し準備しておくと住まい探しがグッと進めやすくなります。
今回ご紹介したのは、
- 家を買う理由を考える
- 無理なく払える予算を考える
- 諸費用も含めて考える
- 希望条件に優先順位をつける
- 暮らしからエリアを考える
- 選択肢を決めつけすぎない
- 100点の物件だけを求めない
という7つ。
そして、住まい探しで一番大切なのは、
「どんな家を買う?」の前に「どんな暮らしがしたい?」を考えること。
その軸ができると、たくさんの物件を見ても、自分たちに合った住まいを判断しやすくなります。
焦らず一つずつ整理しながら、理想の住まい探しを始めていきましょう🏠✨
お問い合わせ
住まい探しを始めたいけれど、何から考えればいいか分からないという方も、お気軽にお問い合わせください。
不動産サポーターが、予算やエリア、希望する暮らしを一緒に整理しながら、お客様に合った住まい探しをサポートいたします。
