親が亡くなった後、不動産はどうなる?最初にやるべきことを分かりやすく解説

はじめに

ご家族が亡くなられた後、
悲しみの中でさまざまな手続きが必要になります。

その中でも「不動産」は、
後回しにされやすい一方で、実は早めに整理しておきたい項目のひとつです。

「何から手をつければいいのか分からない」
「とりあえずそのままにしている」

という方も多いのではないでしょうか。

今回は、親が亡くなった後に
不動産についてまず何をすればいいのか、順番にご説明します。

目次

まずは「誰が相続人か」を確認する

不動産の手続きを進めるためには、
まず「誰が相続する権利を持っているか」を明確にする必要があります。

一般的には

  • 配偶者
  • 子ども

が相続人となりますが、状況によっては兄弟姉妹などが関わる場合もあります。

➡ この段階で関係者を整理しておくことが大切です

不動産の内容を把握する

次に、どのような不動産があるのかを確認します。

  • 自宅(土地・建物)
  • 駐車場や空き地
  • 投資用物件

など、意外と把握しきれていないケースもあります。

また、以下も重要です。

  • 名義は誰になっているか
  • ローンは残っているか

➡ 「何を相続するのか」を明確にします

遺言書の有無を確認する

遺言書がある場合は、
原則としてその内容に従って相続が進みます。

そのため、

  • 遺言書があるか
  • 内容はどうなっているか

を早めに確認することが重要です。

不動産をどうするか方向性を考える

ここが一番悩まれるポイントです。

主な選択肢は以下の3つです

  • そのまま住み続ける
  • 売却する
  • 賃貸として活用する

ただし、この段階では無理に決める必要はありません。

➡ まずは「選択肢がある」ということを知ることが大切です

名義変更(相続登記)を行う

不動産は、名義を変更しないと正式に引き継いだことになりません。

この手続きを「相続登記」といいます。

最近では法律の改正により、
相続登記は義務化されており、期限もあります。

➡ 放置するとリスクがあるため注意が必要です

よくある「そのまま放置」のリスク

実際に多いのが、

➡ 「とりあえず何もせずにそのまま」

というケースです。

しかし、放置してしまうと…

  • 空き家の老朽化
  • 固定資産税の負担
  • 将来、売却が難しくなる

といった問題につながる可能性があります。

まとめ

親が亡くなった後の不動産は、
次の流れで考えていくことが大切です。

  1. 相続人の確認
  2. 不動産の把握
  3. 遺言書の確認
  4. 今後の方向性を考える
  5. 名義変更(相続登記)

すぐにすべてを決める必要はありませんが、
早めに状況を整理することが大切です。

「何から始めればいいか分からない」
「このままで大丈夫なのか少し不安」

そんなお気持ちの段階でも問題ありません。

状況を整理するだけでも、今後の見通しが立てやすくなります。

お気軽にご相談いただければ、
一つひとつ分かりやすくご案内いたします。

この記事を書いた人

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